偉人 三島由紀夫 名言集|心の常備薬

 

No.041


あまりに永い苦悩は人を愚かにする。
苦悩によつて愚かにされた人は、もう歓喜を疑ふことができない。

 

No.042


女といふものは、自分を莫迦だと知る瞬間に、それがわかるくらい自分は利巧な女だといふ循環論法に陥るのですね。

 

No.043


善意も、無心も、十分人を殺すことのできる刃物である。

 

No.044


恋人同士といふものは仕馴れた役者のやうに、予め手順を考へた舞台装置の上で愛し合ふものである。

 

No.045


寡黙な人間は、寡黙な秘密を持つものである。

 

No.046


歌舞伎役者の顔こそ偉大でなければならない。

 

No.047


不安は奇体に人の顔つきを若々しくする。

 

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No.048


戦争が道徳を失はせたといふのは嘘だ。
道徳はいつどこにでもころがつてゐる。
しかし運動をするものに運動神経が必要とされるやうに、道徳的な神経がなくては道徳はつかまらない。
戦争が失はせたのは道徳的神経だ。
この神経なしには人は道徳的な行為をすることができぬ。
従つてまた真の意味の不徳に到達することもできぬ筈だつた。

No.049


個人が組織を倒す、といふのは善である。

 

No.050


論敵同士などといふものは卑小な関係であり、言葉の上の敵味方なんて、女学生の寄宿舎のそねみ合ひと大差がありません。

 

No.051


どんな時代にならうと、権力のもつとも深い実質は若者の筋肉だ。

 

No.052


女を抱くとき、われわれは大抵、顔か乳房か局部か太腿かをバラバラに抱いてゐるのだ。
それを総括する「肉体」といふ観念の下(もと)に。

 

No.053


理想的な「他人」はこの世にはないのだ。
滑稽なことだが、屍体にならなければ、人は「親密な他人」になれない。

 

No.054


女は決して征服されない。
決して!男が女に対する崇敬の念から凌辱を敢てする場合がままあるやうに、この上ない侮蔑の証しとして、女が男に身を任す場合もあるのだ。
愛する者はいつも寛大で、愛される者はいつも残酷さ。

 

No.055


この世には最高の瞬間といふものがある。
この世における精神と自然との和解、精神と自然との交合の瞬間だ。

 

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