偉人 北方謙三 名言集|心の常備薬

北方謙三
1947年10月26日 –
日本の小説家
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佐賀県出身。
中央大卒。
昭和56年の「弔鐘はるかなり」でハードボイルドの新人作家として注目され,昭和58年「眠りなき夜」で吉川英治文学新人賞,昭和60年「渇きの街」で日本推理作家協会賞。
「武王の門」など歴史小説も発表し,平成3年「破軍の星」で柴田錬三郎賞。
平成16年「楊家将」で吉川英治文学賞。
平成18年「水滸伝」で司馬遼太郎賞。
平成21年日本ミステリー文学大賞。
平成23年「楊令伝」で毎日出版文化賞特別賞。
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No.001


本屋の平台の上ではベテラン作家だろうが20歳の新人作家だろうが、誰もが平等。
まだまだ、若いやつらに負けるわけにはいかない。
駆け出しの頃のように、生き残るためには書き続けるしかないと、いまも思っている。

 

No.002


若い頃は未来なんてまるで見えていなかった。
大学時代に純文学で作家デビューしたものの、その後の10年は書いても書いてもボツ。
編集者には「才能がない」と言われ、周囲からは「人生を棒に振ってる」と言われた。
大企業に就職した友人からは、「おまえはエライ!」と肩を叩かれた。
が、そのエライという言葉の中にあるのは、蔑みと哀れみだった。
それでも「俺はただの石だが、磨けばいつかは光る」という一途な思いと青春特有の熱量で書き続けた。
やっと作家になれたのは、自分の背丈を超えるボツ原稿の山を築いたときだった。

 

No.003


まだ傑作を書き上げたなんて夢にも思ったことはない。
もしそう思ったら、僕は小説家をやめてしまうだろう。

 

No.004


小説は面白くなきゃいけない。

 

No.005


僕の志は、125歳まで生きて、小説を書き続けることだ。
書きたいテーマを数え上げて、年を取って書ける枚数が減ってくることも計算に入れると、その年齢まで生きなければいけないとわかった。
でもそれは無理だから、毎回「この一作で125歳までの仕事をしたな」と思える充実感のある作品を書きたいと机に向かっている。

 

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No.006


水滸伝を書こうとしたのは、人が志を持って生きるとはどういうことなのかに尽きる。
とはいえ、そもそも志とはいったい何なのか。
果たして人間の幸不幸を志で測ることができるものなのか。
僕自身も書きながら、答えを探している。

 

No.007


先が見えない下積み時代だったが、ずっと「真実を見よう」とする意志は持ち続けていた。
見たかったのは、小説の真実。
いい小説とは何か、という問いへの答え。
「自分の原稿が受け入れてもらえないのは、観念的すぎるからだろうか。
では、観念を取り除いたら真実が見えるかもしれない」。
そう考え、模索の上に見えてきたのは「小説は描写である」ということだった。

 

No.008


世の中の事象に目をこらし、見えるものを頭に入力しておく。
そして、頭の中に醸成されたものを言葉に置き換えていく。
だから、ぼんやりとしか見えなければ、頭へのインプットもままならない。

 

No.009


仕事と遊び両方とろうよ。
生きる喜びとは、自分の楽しみと仕事をどうリンクさせるか、もう、そのことに尽きると思うんです。

 

No.010


戦うことを決めた人間にとって、死ぬまで負けはないよ。
途中で負けたって、それは一時的な負けであって、どこかで盛り返してやればいいだけなんだよ。

 

 

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